マヨルカで覚えた、ラウンドアバウトの入り方と出方
右側通行なら「減速して左を見る」「入ったら車線を保つ」「右へ出る前に合図」。マヨルカで何度も走って分かった、シンプルな考え方です。

| 画像に関する注記 ドラレコ代わりに使っていたアクションカムを帰路の空港で紛失し、現地走行時の録画も失われました。本記事では代替画像として、フリー素材または生成AI画像を使用しています。生成AI画像は現地の記録映像ではなく、状況を再現したイメージです。 |
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マヨルカ島を一般道で走ると、次々にラウンドアバウトが現れます。日本では信号に従えばよい交差点に慣れているため、最初は「自分で流れを判断して入る」ことに緊張します。しかし何度も通るうちに、仕組み自体はとても合理的だと感じました。
日本でも環状交差点のルールは2014年に施行され、各地に導入例があります。ただし一般的な交差点ほど多くないため、海外で初めて本格的に経験する人も多いはずです。ここではマヨルカで運転して感じたポイントに絞ります。
基本は3ステップ

1. 入口で減速し、左を確認する。すでに環状路を走っている車が優先なので、必要なら停止して譲る。横断歩道の歩行者や自転車にも注意する。
2. 入ったら車線を保つ。複数車線ではミラーと死角を確認し、出口直前に内側車線から横切らない。
3. 出たい出口の手前で右ウインカーを出し、外側車線から退出する。出口を逃したら、無理に切り込まず安全にもう一周する。
「一度止まる」ではなく「譲る」
右側通行のスペインでは、入口から見て環状路の車は左から来ます。大切なのは必ず完全停止することではなく、減速して、すでに走っている車の進路を妨げないことです。車がいなければ流れを保って入れますが、見通しが悪いときや交通が続くときは停止して待ちます。
入った後は「直進か右折か」と日本式に考えすぎず、何番目の出口で外へ出るかを見ます。ナビの「2つ目の出口」といった案内が分かりやすい理由です。
複数車線では、外側へ移ってから出る
単車線なら進路は単純ですが、二車線以上では注意が必要です。スペインDGTが示す一般原則では、環状路を走る車が優先で、通常は外側車線から退出します。内側車線を使う場合は、出口より前に周囲を確認して外側へ移ります。路面の矢印やターボラウンドアバウトの車線指定がある場合は、その表示が優先です。
「出たいから」と内側から複数車線を一気に横切るのが最も危険です。右ウインカーは退出の意思表示であり、優先権を作るものではありません。間に合わなければもう一周。これだけで焦りはかなり減ります。
信号なしで流れをさばける合理性
交通量と設計が合っていれば、ラウンドアバウトは信号設備や待ち時間を抑えながら、車の速度を自然に落とせます。右直事故のような正面に近い交錯を減らしやすいのも利点です。一方で、交通量が多すぎる場所、歩行者が多い場所、初見で複雑な多車線交差点では難しさもあります。
導入すればすべて解決するわけではありませんが、信号付き交差点とは別の選択肢として理にかなっています。海外で出会ったら、まず減速して標識と路面表示を確認し、左から来る車へ譲る。入ったら車線を守り、右へ出る。この順番だけ覚えておけば、必要以上に怖がることはありません。
| 出発前に覚える一文 右側通行では「入口で左へ譲る、環状路では車線を守る、右へ出る前に合図」。ただし現地の標識・信号・路面表示が常に優先です。 |
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